製造者
■本社
徳島県徳島市南二軒屋町3丁目1-8
■工場
本社工場、小松島工場
■創立年月日
1943年(昭和18年)1月
金ちゃんラーメンとは
1967年(昭和42年)
金ちゃんラーメン誕生
「金ちゃんラーメン」は昭和42年に発売されました。発売以来、四国を中心に食べ親しまれているロングセラー商品です。
みなさんは「金ちゃんラーメン」の「金ちゃん」とは誰かご存知でしょうか?「金ちゃんラーメン」の生みの親は、初代社長・田中殖一(たなかふいち)です。社長の名前からは「金ちゃん」とは結びつきません。
なんと!「金ちゃん」のルーツは小麦粉「金鶴(きんつる)」にありました。創業当時、徳島製粉はその名の通り、製粉業が中心で自社ブランドの小麦粉として今も作っているのが「金鶴」なのです。
ラーメンを作りはじめたのは、大手パン屋さんなどの徳島進出の影響で小麦粉の売り上げが落ちたためでした。徳島製粉は自ら小麦粉を使った製品づくりに乗り出しました。
そして昭和40年、初の即席ラーメン「キンツルラーメン」が発売されます。 しかし、「キンツルラーメン」という名前のほかの商品があったため、1ヶ月ほどで「ナルトナミキンツルラーメン」と商品名を変えました。
この「ナミキンツル」という名前は鳴門の渦潮からとったそうです。 「ナルトナミキンツルラーメン」がさらに名前を変えて誕生したのが、今も販売されている「金ちゃんラーメン」でした。
テレビコマーシャルの時間が短いということから「ナミ」を省き、さらに商品名を短くするためにキンツルの「金」の文字に親しみを込めた「ちゃん」を付けておなじみの名称になりました。 こうして昭和42年、ついに「金ちゃんラーメン」が誕生しました。
パッケージイラストのおじさんは元々「金ちゃん」だったわけではありませんでした。 実は「金ちゃん」とは人ではなく小麦粉の事だったのです。 それがだいぶ後になって、イラストのおじさんを正式に「金ちゃんということにしよう!」となりました。 ちなみにイラストのモデルは特にいないらしく、社長をモデルにしたという訳でもないようです。
出典:徳島製粉株式会社 「金ちゃんラーメン」とは http://www.kinchan.co.jp/about.php
パッケージデザイン

表デザインは屋台ラーメンを基調としたデザインとなっています。
昔ながらのこのデザインが素敵ですよね!
袋ラーメンに哀愁が漂っています♪

裏側のデザインはこのような感じです。
価格
1袋
希望小売価格:88円(税別)
5袋パック
希望小売価格:440円(税抜)
スーパーなどではおおむね5袋パックで300円〜400円ぐらいで売られています。
内容量
103g
原材料

■油揚げめん
小麦粉、ラード、植物油脂、食塩、蛋白加水分解物
■スープ
食塩、粉末しょうゆ、肉エキス(ポーク、チキン)、糖類、香辛料、蛋白加水分解物、ねぎ、植物油脂、魚介エキス
栄養成分(1食:103g当たり)

エネルギー:473kcal
たんぱく質:9.7g
脂質:19.2g
炭水化物:65.4g
カルシウム:158mg
食塩相当量:4.8g(めん・かやく1.5g、スープ3.3g)
製品に含まれるアレルギー物質

卵、乳成分、小麦、大豆、鶏肉、豚肉、ゼラチン、ごま
開封、調理

開封していきましょう〜!

袋の中には、乾麺とスープが入っています。
オーソドックスなタイプですね。

こういった感じになります。

袋スープの単体写真。

乾麺はこのような感じです。
縮れ中細麺タイプになります。

沸騰したお湯に乾麺を入れて。
3分待てば♪

はい出来上がり〜!

美味しそう〜!
レビュー(感想)

醤油味のあっさり系スープとなっています。
食べやすくて美味しいです。
野菜などの具材を入れてアレンジして食べるのもオススメです。
シンプルな味となっているため、どんな具材とも相性が良いと思いますよ。
1967年生まれ、50年以上愛されているラーメンだけのことはあると思います♪
ひとり言
ロングセラー商品になるには、やはり理由があるのだと思います。
美味しいのはもちろんのこと飽きない味であったり、また食べたくなる味であったり。
なつかしい味というのも理由の一つになりますよね。
こうやっていくつもの魅力を持ち合わせているのがこの金ちゃんラーメンになります。
タイトルにもあるように、東日本ではなかなか見かけないラーメンだと思います。
もしお見かけの際は、一度食べてみて欲しいです!
これだけの期間親しまれている理由が分かるかと思います。
徳島製粉さんは、他にも多数商品を販売されていますので是非こちらも♪