国指定名勝、旧徳島城表御殿庭園の景色について解説!作庭・上田宗箇による桃山様式庭園が見れておすすめ!しかも入園料が50円ぽっきり!

観光

徳島と言えば「阿波踊り」でしょ、「鳴門の渦潮」でしょ、「大塚国際美術館」でしょという声はよく聞きますが、いやいやちょっと待ってください!

その中に、「旧徳島城表御殿庭園」も入れて欲しいです。

しかも、アクセスもすごく良いですよ!
是非、徳島で国指定名勝にも選ばれている日本庭園を!

所在地

■所在地
徳島県徳島市徳島町城内1-9

アクセス

JR徳島駅より徒歩で約10分程度

営業時間、入園料

■開園時間
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

■休園日
毎週月曜日(祝日と重なった場合は開園)、祝日の翌日(日曜日・祝日と重なる場合は開園)、年末年始

■入園料
大人 50円
小人 30円

作庭は誰?

上田宗箇(うえだそうこ)

旧徳島城表御殿庭園

入り口へと向かいます。
松とか目に入るとなんだか気持ちも高ぶってきます。

簡単に要約すると、阿波徳島藩を治めた大名蜂須賀家の居城・徳島城の内部に造られた庭園で、作庭は上田宗箇(うえだそうこ)によるものだそうです。

また、庭園の特徴としては、枯山水と築山泉水庭が組み合わされている桃山様式が特徴となっており、阿波特産の青石が数多く使用されているみたいです。

庭園最奥部にある観音山を源流とする渓谷と、それが注ぎ込む心字池は、無数の青石を用いた石組みによって鮮やかに彩られ景色を堪能できるのが特徴となっているそうです。

写真に写っているこの建物は、徳島城博物館になります。
徳島城博物館では、徳島や日本の歴史文化に関する講座をなどが開講されているようです。

このように足元に石があったりすると、つまずかないように下を見たりしながら歩くわけなのですが、数歩歩いて顔を上げると先程とは違った景色に出くわしハッとさせられます。

石を渓谷に見立てたりと、上田宗箇の計算が随所に表されています。

池を見たり、山を見たり、空を見たりしていると時が止まったような感覚に浸り、五感が研ぎ澄まされたような気持ちにさせてくれます。

これで入園料50円は安すぎやしませんか。
徳島に観光された方は是非一度訪れてみてください。

ぜひ!

ひとり言

私が行った時は、日本庭園について何も勉強せずに興味本位で訪れたわけなのですが、今度行くときはもう少し勉強してから訪れたいと思いっています。

というのも、日本庭園は計算され作られたものであり、知識があるからこその見方や楽しみ方もあるのだと思います。

料理でもなぜそのひと手間を加えたのかという理由を聞くと、味に奥深さを感じたりしますよね。

絵画でもなぜその絵を描いたのかという、歴史背景や文脈を理解するとこれまでとまったく違った絵に見えてきますよね。

日本庭園も同じで、そこには作法があり様式や要素が詰まっているのだと思います。
それにしても、自然物を使って自然を作る日本庭園ってなんだか不思議ですね。

そういった部分も魅力の一つなのかもしれませんね!

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