徳島県立近代美術館「それぞれのながめ」展が開幕!徳島で現代美術を!

徳島県立近代美術館で「それぞれのながめ」展が開幕されました。

開催詳細

【開催地】
徳島県立近代美術館
〒770-8070
徳島市八万町向寺山文化の森総合公園内

【会期】
5月9日[土] – 6月14日[日]

【休館日】
毎週月曜日

【観覧料】
一般600円[480円]/高・大学生450円[360円]/小・中学生300円[240円]

出展作家

河合美和、児玉靖枝、増田妃早子、渡辺智子

児玉靖枝さんは、東京恵比寿のギャラリーMEMに所属されてるようです。
直近では2018年に展示をされていて、過去にも数回展示されているようなので開催された時には行ってみたいと思います。

児玉靖枝
《石心》1983年、キャンバスに油彩、80.3×116.7cm 《natura morta》1989年、キャンバスに油彩、97×162cm 《青の水路》1994年、キャンバスに油彩、181.8×227.3cm 《flower》2000年、キャンバスに油彩、130.3×162cm 《ambient light – sak...

展覧会について

それぞれのながめ展
出典: 徳島県立近代美術館 それぞれのながめ https://art.tokushima-ec.ed.jp//sorezore/

近年、それぞれの表現に深まりを見せる作家たちの絵画作品を展覧し、「絵画表現とは何か」ということをじっくりと考える機会を持ちたいと思います。
河合美和、児玉靖枝、増田妃早子、渡辺智子の4人の画家は、40年近い制作の日々を互いに認め合いながら、各々が力を養ってきました。ここでは、それぞれの画家たちが目指してきたことを踏まえ、その豊穣な絵画の世界に浸り、絵画表現を味わうという至福に気持ちを傾けたいと思います。

https://art.tokushima-ec.ed.jp//sorezore/

作品を創り続けること、表現を生み出し続けることの大変さは、言葉には尽くせません。ましてそれが、時代や社会、私たちの人生を全て取り囲んでいるものへの意識の高いまなざしに始まるものであるならば、生み出す人たちの知性や感性、洞察力はいかばかりのものでしょうか。

 本展に出品する4人の画家たちは、いずれも平面表現の可能性を探りながら、移ろう「いま」を見つめ、揺るぎなく歩み続けて来ました。作品の前での経験が、私たちの人生をこれまでより美しく、輝かしいものにしてくれること、私たちの日常に多様な視点を示唆し、探究心をかき立ててくれること、私たちの生きる時間に希望や勇気を与えてくれること、そして芸術の存在がじつに身近であることに気づいていただければ幸いです。

(徳島県立近代美術館 上席学芸員 吉原美惠子)

https://art.tokushima-ec.ed.jp//sorezore/

吉原さんがおっしゃってる、「作品を創り続けること、表現を生み出し続けることの大変さは、言葉には尽くせません。」の言葉が響きます。

この方の経歴は存じ上げていませんが、かつて作家を志した人ならば、この言葉が誰しもの心に響く言葉であることは確かであると思います。

作品を創り続けることで「いま」を見つめ、感じ、時代の呼吸の微妙な変化を作品へ表す、そして芸術が空間を作るのではなく時間をつくる、そんな展示になっているのではないかと期待を寄せる。

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