2020年4月、徳島県那賀町木頭地区(旧木頭村)にこれまで世の中になかった新しいコンセプトのコンビニエンスストアが産まれました。
その名も「未来コンビニ」。
何が、どんな特徴があって「未来コンビニ」なのか。
気になっている方も多いのではないでしょうか。
もちろん私もその人でした。
ということで「未来コンビニ」について色々と調べてみました。
それではどうぞ!
未来コンビニとは
所在地
徳島県那賀郡那賀町木頭北川いも志屋敷11-1
営業時間
営業時間 8:00〜20:00(冬季は8:00〜19:00)
定休日 木曜日
24時間ではない、そして定休日があるコンビニっていうだけで興味津々になります。
未来コンビニの3つのコンセプト
- 世界一美しいコンビニ
- 未来を担う子供たちのために
- 地元のひとの笑顔のために
まちの中にあるコンビニって、特定の誰かのためにでは不特定多数、老若男女全ての人のためのお店というのが一般的だと思うのですが、未来コンビニはまったく違います。
子供たちのためのお店であって、地元のひとのためのお店づくり。
そして、ほとんどのコンビニが四角い箱の形態をしたお店となっている中、未来コンビニは周辺環境で大自然と共生する建築様式になっているのだとか。
社会との繋がり
商品開発やイベント開催なども地元との繋がりを大切にし、木頭に住む人、訪れる人、木頭を愛する
人たちに向けて活動を行っているのだそうです。
国際デザインアワードW受賞
未来コンビニは、国際的に有名な以下の賞をW受賞されています。
- 世界三大デザイン賞 RED DOT DESIGN AWARD 2021(ドイツ)
- ドイツ建築デザイン賞 ICONIC AWARD 2021(ドイツ)
横文字だらけでどれだけ凄いの定かではありませんが、簡単に受賞できるような賞でないことは確かだと思います。
木頭地区(旧木頭村)の特徴
「四国のチベット」と呼ばれるほど自然が豊かな村、木頭。
村の中心には美しい清流・那賀川が流れ、自然環境は抜群で癒やされます。
人口もわずか1000人で、田舎というよりは集落という感じです。
未来コンビニができる前は、最寄りの大きなスーパーまで車で1時間という距離で、公共交通機関としては1時間に1本バスがあるかないか。
また、木頭の名産品と言えば「木頭ゆず」が有名で「日本一の柚子」として知られています。
ひとり言
最寄りの大きなスーパーまで車で1時間ってどうゆうこと!?
車がないと生活できないですよね。
それでも自転車で生活されている方も住んでいるはずで。
未来コンビニと名前だけみると、完全無人のコンビニが新しく出来たのかなあと思ったら、中身はハートフルな地域密着型のお店だったとは。
未来を担う子供たちのお店っていいなあって思いました。
未来に繋がるお店づくりから、さらにまちづくりに繋がっていくといいなと思いました。