LIBRO(リブロ)さんが3年ぶりに新譜をリリース。
アルバムタイトルは「なおらい」
これは聴くしかないということで早速。
感想をつらつらと書いていきます。
それにしても1998年の「胎動」から23年経っているのかと思うと感慨深いものがありますね。
私はリアルタイムで聴いてはいなかったのですが。
それではどうぞ。
LIBRO(リブロ)の略歴
日本のヒップホップシーンで活躍するラッパー、ミュージシャン、ビートメイカー。
1997年:7月21日にファーストシングル「軌跡」を発売。
1998年:ファーストアルバム「胎動」を発売。
その後も多数の音源をリリース。
トラックメイカー、サウンドプロデュースなどラッパーとして以外の多彩な才能を音楽に還元している印象があります。
1997年 ファーストシングル「軌跡」
天才ですよね。
この独特のリズム、一度聴くと離れない心地よさ。
1998年 ファーストアルバム「胎動」
「胎動」の中でも個人的にはこの2曲が特に印象深く、何回聴いたことやら。
90年代のヒップホップシーンでは様々なターニングポイントとなる事象が起きている印象ですが、このLIBROさんのデビューも確実にその一つだと思います。
まさに胎動、ヒップホップシーンに新たな生命が誕生し動き出した瞬間だったのでしょう。
ちなみに、この「雨降りの月曜」の元ネタが気になる方もいらっしゃるかと思いますが「Tenorio Jr.」の「Nebulosa」という曲です。
渋すぎやしませんか。
これをサンプリングするなんてセンス爆発してますよね。
圧巻です。
なおらい
LIBRO 「なおらい」
リリース日:2021年9月8日 (水)
レーベル:AMPED MUSIC
1. ハーベストタイム
2. シグナル(光の当て方次第影の形)
3. シナプス feat. 句潤, MU-TON
4. DJは縁結びの神様
5. 4つの力(The Four Fundamental Forces)
6. ヤッホー feat. 鎮座DOPENESS
7. 気が散るもの遠ざけてCHILL
8. 小道を行けば
9. なおらい(直会)
10. プレイリスト
11. ハーベストタイム Remix
1998年の「胎動」から23年を経ての新しい音源なわけですが、やっぱり良い。
タイトルにある「なおらい」の意味は、おそらく神事終了後の宴会のことを指していると思われるが、どこか民族音楽、神楽的な要素を私は感じました。
世界中がコロナによって閉塞せざるえない今の世の中から、新しい未来を願っているようなメッセージが込められているのかなあと思ったり。
心地よい音楽。
ひとり言
久々に音楽イベント行きたいなあ。
もうさすがにマスク生活も嫌になりますよね。
もう少しの我慢かなあ。
2022年には気を付けながらも、今より旅行にも気軽に出掛けられる世界になってたらなあ。
そう願いたい。