【徳島県のお土産】阿波名物「ぶどう饅頭」を食べてみた!

皆さんこんにちは!
徳島コトモノです。

今回は、阿波名物「ぶどう饅頭」について記事を書いていきます♪
もしかすると徳島の人以外でご存知の方は少ないかもしれませんね。

実は私も、今回初めて食べました。笑
見かけたことはあったのですが、食べたことなくて。。汗

徳島にお住まいの方でも、私と同じように食べたことない人いますよねきっと。
この記事をきっかけに知っていただけると嬉しいです。

徳島にお住まいの方はもちろん、北は北海道から南は沖縄まで様々な方に♪
ということで早速、「ぶどう饅頭」について見ていきましょう〜!

製造者

■会社名
有限会社 日乃出本店

■所在地
徳島県徳島県美馬市穴吹町穴吹字岩手24-7

■創業
大正3年

ぶどう饅頭は、有限会社 日乃出本店によって作られています。

その歴史は古く、1914年(大正3年)に創業とのことです。
その時なんと、創業者である西川芳太郎さんは23歳!

若い!
そしてすごい!笑

ちなみにこの美馬市穴吹町は、徳島県の西の方地域になりますね。
最寄り駅がJR穴吹駅になります。

パッケージデザイン

こちらが紙パッケージ版の「ぶどう饅頭」になります♪
紙パッケージ版以外にも箱入りなど数種類の「ぶどう饅頭」が商品化されていますよ!

「阿波名物」の文字!!
この飛行機に乗っている男性の方が、創業者の西川芳太郎さんみたいですね。

袋の裏側はこのような感じになっています。
写真で少し伝わりづらいかもしれませんが、この紙の手触りが好きです。笑

ビニールではなくて紙袋という点が私的にはぐっときました。笑

こちらが初代、西川芳太郎さんになります。
「海越えてほめられにゆけ」の文字がありますが、表デザインにあった飛行機に乗っている様子は、この言葉を表していることが感じ取れますね♪

ちなみに、この飛行機はおそらく他の意味もあるようで、以下のようにして飛行機を用いた型破りな広告を行ったそうです。

「四国放送」が開局するとすぐにスポンサーに名乗りを上げ、放送された「躍進、躍進、また躍進。海越えて ほめられに行け ぶどう饅頭」というフレーズのテレビCMはもはや伝説です。
セスナ機からチラシを撒き、「ぶ」「ど」「う」「ま」「ん」「ぢ」「う」の文字すべてを集めるとぶどう饅頭1箱プレゼント、という型破りな宣伝をし、強烈な印書を県民に残しました。

有限会 日乃出本店 日乃出本店の歴史 https://www.budoumanju.com/?mode=f6

このような歴史を経て、創業100年以上の和菓子屋さんが存在しているのですね♪

ぶどう饅頭の謎

なんで呼び名が、「ぶどう団子」じゃなくて「ぶどう饅頭」なの?

このパッケージ写真に写っている「ぶどう饅頭」を見て皆さん思いませんでしたか?
これって饅頭じゃなくて団子じゃないの??

みなさんが思い浮かべる饅頭の形と違いますよね。笑
そしてこの「ぶどう饅頭」は、皆さんが思い浮かべる団子の形をしていますよね。笑
なぜ「ぶどう饅頭」なの、と。

ところで、みなさんは饅頭の定義をご存知ですか?

そもそも饅頭とは、小麦粉などを練って作った皮であんこなどの具を包んで蒸したお菓子のことだそうです。つまり生地で具を包んで蒸したものが饅頭となります。

実はこの「ぶどう饅頭」、小さいですがあんこの周りを薄い皮で包まれています。
そのため名前に、饅頭が入っているというわけです♪

ちなみにこの薄い皮は、小麦粉とじゃがいもの粉からできているそうですよ♪

いやいやちょっと待って、なぜ団子ではなく饅頭なのかは分かりました。笑
ぶどうって何よ。笑

はい、では次の項目でその謎に迫っていきましょう!

ぶどうが入っていないのになんで、ぶどう饅頭なの?

なぜ、ぶどうなのか。
たしかに色はぶどうの色してるけど、色を似せただけなの?

ずばりお答えします、このぶどうはいわゆる果物の「ぶどう」を意味しているのではなく、「武道」を意味しているのです!

つまり由来は「武道」ということです。
どういうことなのか、もう少し説明しますと。

徳島県・穴吹は古くから”武道信仰”で名を馳せる霊峰・剣山の玄関口となっています。
そのため、毎夏、多くの人が参拝に訪れていました。

そこで、初代・西川芳太郎さんは何かお客様にいいお土産物はないかと思案し、そして生み出したのが「ぶどう饅頭」ということのようです。

この事実には驚きですよね。
そしてそこに着目し、商品化した創業者はすごいですよね♪

お値段

2021年現在、店頭ではぶどう饅頭12本入りで税抜1,300円で販売されているようです。

原材料、栄養成分など

原材料

■原材料名
白隠元豆
砂糖
隠元水飴
加糖れん乳
でん粉
小麦粉

この中でも、れん乳がポイントになっていると思います。
のちほどレビューにて♪

ちなみにこのれん乳ですが、なんと、森永製菓初代社長・森永太一郎氏との交流をきっかけに、その当時大ヒット商品であった「森永キャラメル」から発想を得て餡にミルクを練り込むことを思いつき、そのハイカラな味として、当時の人に熱狂的に支持されたそうです。

栄養成分

■栄養成分(1本当たり)
エネルギー:69kcal
たんぱく質:1.7g
脂質:0.4g
炭水化物:14.8g
食塩相当量:0.09g

開封

それでは開封していきますね♪
バサッ!!

「ぶどう饅頭」となにやら紙のようなものが入っていることが分かります。
取り出してみると〜。

まずは、「ぶどう饅頭」が5本♪
それと・・・・・。

おおなんだこれは。。笑
何やら日乃出幸運券の文字が。。笑
桁数がすごいことになっている。。笑

裏返してみると。

おお。笑

創業者の西川芳太郎さんが写ってる!

そう言えば、パッケージの表面にこんな絵柄が。笑
こういうことだったんですね!

レビュー(食べてみた感想)

では袋を開けていきましょう!

おお!
見えてきました!

袋から出すとこのような感じです♪

アップ写真♪

お皿にも乗せてみました♪

肝心のお味ですが、いい意味で饅頭の概念を覆されます。笑
また、いい意味で和菓子の概念を覆されます。笑

というもの、和菓子っぽくないのです!
かといって洋菓子っぽくもない。笑

まさにその中間となります。
なぜなのかと考えたのですが、それはこの「ぶどう饅頭」に入っているれん乳がその一要因になっているのではないかと私は思います。

お茶と一緒に食べても美味しいですし、牛乳と一緒に食べても美味しいですよ!
先日記事を書きました、「すだち茶」と一緒に食べても美味しいと思います♪

食後に少し甘い物食べたいなあ〜っていう時に、量的にも丁度良いかもしれませんね。
おやつにもいいですよね♪

あんこが入っている饅頭が苦手な人でも、この「ぶどう饅頭」であれば食べれると思いますよ!

実は私がそうでして。笑
あんこ饅頭があまり好きではないのですが、この「ぶどう饅頭」は食べやすかったです♪
量も丁度いいなあと個人的に思いましたよ!

あんこの饅頭が苦手な方も一度、食べてみるのも良いかもです♪

ひとり言

こうやって記事を書いてみて、「ぶどう饅頭」のことを私自身はじめて知りました。
こういう味なんだあ♪とか。

なんで団子じゃなくて、饅頭なのとか。笑
はたまた、ぶどう饅頭のぶどうって葡萄味じゃないのとか。笑

同じように疑問に思う方もいると思いますので、こうやって記事にできて良かったなあと思っています。

また、徳島のお土産や、徳島名物というものは沢山あると思いますが、「阿波名物」と謳っているものは少ないのではないでしょうか。

そういう意味でも稀有なお土産かなあと個人的には思っています♪

100年以上続いてる徳島の和菓子屋さんっていくつあるんだろう。
ちょっと思い当たらないのですが、あるのかなあ。謎

ということで今回は「ぶどう饅頭」について記事を書きました。
徳島に旅行や観光でお越しの際、お土産を購入されるときは、この「ぶどう饅頭」も候補の一つに入れてみて下さいね♪

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