【徳島の観光名所】世界最大級、徳島県が世界に誇る「鳴門の渦潮」とは!?船に乗って渦潮を間近でも見れる!

観光

こんにちは!

皆さん、徳島の観光名所と考えて皆さん何を思い浮かべますか?

徳島と言えば阿波踊り、でも観光名所ってあったかなあ。。。
そんなことを思う人も多いのではないかと思います。

ちょっと皆さん!
徳島県が世界に誇る観光地というのもいくつかあるんですよ!

世界に誇るものですよっ!!
おすすめです。

ということで今回は、その中でも「鳴門の渦潮」について紹介したいと思います。
では早速どうぞ〜。

アクセス

徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある鳴門海峡に「鳴門の渦潮」は発生します。

世界最大級「鳴門の渦潮」とは

淡路島と四国の間にある鳴門海峡は、イタリアの「メッシーナ海峡」、アメリカの「セイモア海峡」と並んで世界三大潮流と呼ばれているわけですが、そこに発生する大きな渦の自然現象、それが「鳴門の渦潮」であります。

その大きさは、大潮時にはなんと最大直径が30mに達するようで世界的に見ても最大規模の大きさとなっております!

ちなみに2位は直径10mほどのサルトスラウメン海峡(ノルウェー)、3位は直径約2mのランス川河口(フランス)だそうですよ。

「鳴門の渦潮」がいかに大きいのかが分かりますね。

ちなみに渦が巻いている時間は、数秒から数十秒で、渦は出来ては消え、消えては新たな渦が発生するというのを繰り返しています。

こんな世界的に見ても珍しい自然現象が徳島の海峡で起きているとは!?
これは見る価値がありそうですよね♪

渦が発生する3つの要素。

ところで渦ってどうやって発生するの?
私も気になったので、どうやってできているのか調べてみました!

渦潮の発生メカニズムは、大まかに説明すると、①潮の満ち引き(月や太陽の引力)と、②海峡の地形、③大幅な潮流の速度差の3つが大きく関係しているようです。

この海峡ならではの色々な要素が重なり合って、この渦潮が発生しているようですね。
ということで、各発生要素についてもう少し詳しく解説していきますね!

①潮の満ち引き(月や太陽の引力)の影響

まず、潮の満ち引きについてですが、潮の満ち引きは月や太陽の引力によって海水面の上下動が周期的に起こる現象であります。(潮汐)

月の引力によって海水面に大きな高まりができ、海流が瀬戸内海の入り口へと移動していきます。

この海流には、鳴門海峡を挟んで2つ存在し、この2つの海流の満潮と干潮のタイミングのズレによって、水位の差が生まれています。

そして、そのズレによって潮位の高い方から低い方へと潮は流れるわけですが、その流れが北から南の場合に『南流』と呼ばれ、その逆に南から北へと流れるこの流れを『北流』と呼ぶそうです。

出典:うずしお観潮船 うずしおってどうしてできるの? https://www.uzusio.com/know/

このような干満差は一日4回、毎日繰り返されており、この潮の流れが「鳴門の渦潮」のもととなっているわけであります。

鳴門海峡を挟んで潮位の高低差が発生していて、水が流れ込んでいるイメージですね。

②海峡の地形

続きまして、海峡の地形を見ていきましょう〜。
①の潮の満ち引きによって生まれた海流が、この鳴門海峡の地形によってどうなるのかというところがポイントになります。

出典:鳴門市うずしお観光協会 鳴門の渦潮について http://www.naruto-kankou.jp/uzu/

鳴門海峡は、幅が1.3キロですが淡路島側も四国側も岬のような地形になって、大鳴門橋の真下はV字型に深く落ち込み、最深部は約90mにも達します。

海峡付近で急激に狭くなることが特徴となっていて、潮の干満の高い側から低い側へ流れ込む潮流が速くなりやすい傾向になります。

この鳴門海峡という独特な地形によって、潮流に速度の変化をもたらす作用が働いていることが分かります。

ホースを摘むと勢いよく水が出ますよね、そんな感じのイメージでしょうか。

③大幅な潮流の速度差

①の潮の満ち引きによって生まれた海流が、②の海峡の地形によって強い潮流を生み出しました。

その潮流は下図で示すように、抵抗が少ない深部では速く流れ、抵抗が多い浅瀬では緩やかに流れる性質があります。

出典:出典:鳴門市うずしお観光協会 鳴門の渦潮について http://www.naruto-kankou.jp/uzu/

つまり、鳴門海峡の急激に狭くなる地形と、急激に深くなる地形により、大幅な潮流の速度差が生まれているということになります。

この速い潮流と遅い潮流がぶつかることによって「渦」が発生します。そして、その速度差によって、発生する渦潮の規模にも大小が生まれるというわけであります。

結論

結論、①、②、③をまとめると、鳴門海峡を挟んで潮位の高低差が発生し、太平洋と瀬戸内海から流れ込む激しい潮流が鳴門海峡でぶつかり合い、海峡の特性によって潮流に速度差をもたした結果、発生するのが「鳴門の渦潮」というわけです。

「鳴門の渦潮」の見頃はいつ?

見頃は、南流・北流それぞれの潮流最速時の前後1時間半までが最適です。
さらに大潮(毎月陰暦の1日~3日【新月の頃】、16日~18日【満月の頃】)の日は、特に観潮にはおすすめです。

大潮の頃、見頃の時間帯を予め調べ観潮船にご乗船ください。間近で、轟音とともに飛沫をあげて巻く渦潮を観ることができ、

自然が織り成す不思議と驚異に感動することでしょう。
南流時には裸島の東側、北流時には中瀬の西側によく発生します。

うずしお観潮船 https://www.uzusio.com/know/

また、こちらのサイトで渦潮が巻く時間帯を調べることができるそうです!
観光に行く前に予め時間を調べておいた方がよさそうですね!

渦潮ってどうやって見るの?

生の渦潮を見る方法は、「渦の道」、「うずしお汽船」、「うずしお観潮船」、「うずしおクルーズ」の4つがあります。
一つずつ紹介していきますね!

渦の道

渦の道が、料金も安くて、一番ポピュラーな「鳴門の渦潮」の見方かなあと思います。
大鳴門橋の遊歩道から渦潮を見ることができますよ!

■営業時間
夏季(3月~9月)9:00~18:00 ※入場は17:30まで
GWと夏休み期間は8:00~19:00 ※入場は18:30まで
冬季(10月~2月)9:00~17:00 ※入場は16:30まで

■休館日
3月、6月、9月、12月の第2月曜日

■料金
大人:510円
中高生:410円
小学生:260円

■セット券
セット券もあるようなので、目的に合わせて購入もありだと思いますよ!

ただ今は、渦の道は新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休館中となっています。
2020年6月18日(木)まで休館予定のようなのでご注意ください。

うずしお汽船

こちらは汽船に乗って、間近で渦潮を見ることができますよ!
橋の上から見るのとはまた違った迫力を体験できると思います。

■料金
大人:1,600円
小学生:800円
幼児:無料(大人一人につき一枚無料)

※渦の道との共通チケットが購入できるそうです。
大人:1,850円
小学生:920円

うずしお観潮船

こちらはクルーズ船に乗って、渦潮を見ることができますよ!
渦潮の迫力を堪能できるのではないでしょうか。

■料金

わんだーなると
大人:1,800円
小学生:900円

アクアエディ
大人:2,400円
小学生:1,200円

うずしおクルーズ

こちらもクルーズ船に乗って、間近で渦潮を見ることができますよ!
渦潮の迫力を堪能できそうですね。
なお、こちらは淡路島からの出向になりますのでご注意ください。

■料金
大人:2,500円
小学生:1,000円
小学生未満:大人1名につき1名無料

ひとり言

いかがでしたでしょうか。
「鳴門の渦潮」について少しでも理解が深まったようですと嬉しく思います♪

徳島の良さっていくつもあると思いますが、その一つに瀬戸内海を上げることができると個人的には思っています。

これは徳島に限らず、四国など瀬戸内海に面した地域に言えますが。
徳島県に限らず、瀬戸内海にはホント多くの魅力があるんですよね〜。

直島や豊島や瀬戸内海しまなみ海道、、、などなど。。笑

このサイトでは、徳島県にフォーカスした関連記事を書いているわけですが、書きたい記事沢山あるわけです。笑

どの記事から書こうかなあと日々思っているわけですが、今回この記事を書こうと思ったのには理由がありました。

それは、鳴門市の観潮船が、6月1日から営業を再開するというニュースを見たからであります!

またもとのように観光客の人々が、大勢来るようになるにはまだ少し時間がかかるとは思いますが、この記事を見ていただくことで、少しでも多くの方々に「鳴門の渦潮」を知っていただく機会になればいいなあと思いこのタイミングで記事を書いてみました!

皆さんにこの「鳴門の渦潮」を見ていただきたいものです。

冒頭にも書きましたが、徳島県に世界最大規模のものがあるってすごいですよね。笑

世界最大規模の渦潮って、それはもっと国内にとどまらず海外の人々にも知ってもらいたいものですよね。

こうやって自然の観光資源があるって素晴らしいことだなあと思います。
ということで皆さん、「鳴門の渦潮」をご覧に是非徳島を訪れてみて下さい!

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