先日、大野海苔について2つの記事を書いたわけですが、この「味付卓上のり」と「ぱりぱり120」って何なんだろうと思い調べてみることに。
この違い、以外と知られていないと思うんですよね。
私も両方とも食べてみてなんとなく違う気がするなあという程度。
さてどんな違いがあるのか!?
それではどうぞ。
大野海苔「味付卓上のり」と「ぱりぱり120」の違い
パッケージデザインの違い
まずこちらが「付卓上のり」になります。
そしてこちらが「ぱりぱり120」になります。
価格の違い
メーカーでの販売価格は、それぞれ以下となっています。
「付卓上のり」:本体価格490円(税別)
「ぱりぱり120」:本体価格570円(税別)
内容量の違い
「味付卓上のり」は、8切で48枚(板のり6枚分)となっています。
一方「ぱりぱり120」は、10切120枚(板のり12枚分)となっていました。
内容量の多さでいうと、「ぱりぱり120」の方が多いことになります。
ちなみに板のりの大きさはおよそ縦20cm、横19cmとなっていてそれを何分割にするかで一枚一枚の大きさが変わってきます。
海苔1枚サイズの違い(大きさの違い)
こちらは「味付卓上のり」になります。
大きさでいうと、およそ縦10cm × 横3.8cmになります。
こちらが「ぱりぱり120」になります。
サイズは、およそ縦10cm × 横3.2cmになります。
「味付卓上のり」の方が「パリパリ120」に比べ少し幅が広くなっていることが分かります。
原材料の違い
「味付卓上のり」
乾のり、しょう油(大豆、小麦を含む)、砂糖、干えび、昆布、かつお節、みりん、食塩、清酒、唐辛子/調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草)、香辛料抽出物
「ぱりぱり120」
乾のり、しょう油(大豆、小麦を含む)、砂糖、干えび、昆布、かつお節、みりん、食塩、清酒、唐辛子/調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草)、香辛料抽出物
原材料はまったく同じとなっています。
栄養成分の違い
「味付卓上のり」
1本(板のり6枚分:約25gあたり)
エネルギー:90.3kcal
たんぱく質:8.8g
脂質:1.1g
炭水化物:11.4g
食塩相当量:1.3g
「ぱりぱり120」
1袋(のり12枚分:約50g当たり)
エネルギー:179.5kcal
たんぱく質:16.7g
脂質:2.2g
炭水化物:23.4g
食塩相当量:2.8g
それぞれの内容量に違いがあるため一概には言えませんが、ほぼ同じ栄養成分比率となっています。
味の違い
こちらは「味付卓上のり」を食べている様子。
続いて「ぱりぱり120」を食べている様子。
で味の違いについてですが、同じのように感じましたが、何か違うような気もします。
あと海苔の大きさが違うので若干食感に違いがあるように思いました。
栄養成分の表示を見る限りは同じように思われますが、どうしても気になったので大野海苔株式会社のお客様センターに電話して質問したところ、ご担当者様に以下の回答をいただけたました。
- 「味付卓上のり」、「ぱりぱり120」ともに味付(使用しているタレ)は同じ。
- 「味付卓上のり」の方が「ぱりぱり120」に比べ、品質の良い海苔(ランクが上の海苔)を使っている。
やはり味付けは同じでした。
でも使用している海苔自体に違いがあったとは!
なんとなく違うような気がしたのは、海苔のランクに違いによるものだったのかと思うとすごく腑に落ちました。
ひとり言
味付は同じで、海苔の品質に違いがあったとはほんと驚きでした。
例えるなら「味付卓上のり」がフラグシップモデル、言うならばハイエンドモデルで、「ぱりぱり120」はローエンドモデルといったところでしょうか。
ローエンドモデルと言うと若干印象が悪いように聞こえるかもしれませんが、両方とも美味しい海苔には変わりありません。
というか、私はこれら大野海苔を超える、味付のりに出会ったことがありませんので。
それぐらい大好きで、おすすめしたい味付のりです。
長年の謎が溶けてスッキリしました!
電話対応いただいたご担当者様も丁寧にご回答いただき誠にありがとうございました。