東京で住んでいると極稀に徳島県の郷土料理ってなんなの?
と聞かれることがあります。
そんな時にいつも私が答えるのがそば米雑炊(そば米汁)です。
うちの祖母がよく作ってたので潜在的に記憶に残っているからかいつもそう答えてます。
すると畳み掛けるように次の質問を受けます。
そば米雑炊?そば米汁?
?????
そして、どんな味なの?
と、質問されます。笑
ということで色々と説明する訳ですが、やっぱり実際に食べてもらうのが一番かなと思います。
お湯を入れるだけで徳島の郷土料理が体験できるのは良いですよね♪
ということで商品含め、米雑炊(そば米汁)について色々と解説できればと思います。
そば米雑炊とは?そば米汁とは?
まず、そば米雑炊、そば米汁と呼び方違うのですが、名称が違うだけで同じものです。
うちの実家ではそば米汁と呼ばれていました。
なのでそば米雑炊という呼び名は少し違和感があります。笑
そば米汁は、徳島県三好市の郷土料理で、「とくしま市民遺産」及び「農山漁村の郷土料理百選」の1つに選定されています。
いわゆる祖谷のかずら橋で有名な祖谷地方の郷土料理となります。
そもそもそば米って何?と思うのでそこから説明したいのですが、そば米とは塩ゆでしたソバの実の殻を剥いて乾燥させたものであります。
祖谷地方は高い山に囲まれて米が作れないため、ソバが作られていて、そのソバを粉にしないで実のまま食べるという全国でもめずらしい食べ方なのがそば米汁となっています。
そば米と野菜、椎茸、ちくわ、鶏肉などが具材となっているのが一般的です。
そば米雑炊(そば米汁)の起源
そば米汁の起源ですが、源平の合戦に敗れて祖谷地方に逃げてきた平家の落人たちが、都をしのんで正月料理につくったのが、そば米雑炊の始まりと言われているそうです。
祖谷地方には数々の都市伝説があるそうで、都市伝説好きの方にも有名な地域となっています。
製造者
コスモスライクス株式会社
岐阜県可児市西帷子字東野571
販売者
協同組合 阿波池田ラクーンネット
徳島県三好市池田町シンマチ1376番地
パッケージデザイン
このパッケージに使われている写真にあるようなそば米汁をうちの祖母は作っていましたね。
懐かしい〜。
農林水産大臣賞を受賞されています。
裏側はこのように。
価格
おおよそ1個200円程度で売られているようです。
重さ
重量は1個およそ26gとなっています。
さすがフリーズドライだけあって軽いですね。
サイズもコンパクトでお土産にピッタリなのではないでしょうか。
原材料
■具
鶏肉、にんじん、油揚げ、乾燥ねぎ、乾燥椎茸、そば米(国内製造)
澱粉分解物、砂糖・果糖ぶどう糖液糖、食塩、澱粉、醤油、チキンエキス、かつおエキス、昆布エキス、椎茸エキス
調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部にそば・小麦・大豆・鶏肉を含む)
栄養成分(1食:16g当たり)
エネルギー:57kcal
たんぱく質:2.0g
脂質:0.5g
炭水化物:11.2g
食塩相当量:1.75g
ナトリウム:688mg
カリウム:28.2mg
カルシウム:8.1mg
ルチン:0.5mg
コリン:6.4mg
調理、開封
開封、調理していきます!
「熱湯をそそぐ1分30秒待つだけ」の赤文字が目立ちますね♪
うら側にも調理方法が記載されています。
熱湯160ccがベストの量のようです。
フリーズドライ!
お皿の上に出してみました。
そば米、人参、ネギが確認できます。
お椀に入れ直しました。
お湯を入れたらどうなるかな。
お湯を入れたらすぐに具材がほぐれだしました。
もう少し待ってみます。
1分30秒後がこのように。
完成です♪
感想(レビュー)
多くの具材が沈んでいますが、こちらがそば米になります。
椎茸も。
このような具材を食べていきます。
で、肝心の味ですが、私にとっては懐かし味です。笑
実家のそば米汁に比べあっさり系です。
はじめて食べる方もあっさり系だなあという印象を受けるのではないかと思います。
ヘルシーなお汁という感じでしょうか。
味が薄いということではなく、量的にもささっとペロリと食べれる感じです。
朝に食べるのもおすすめです。
胃に優しいかと思います。
お汁自体は醤油ベースのダシが効いていて美味しいです。
沢山たべたい方にとっては、量が少し物足りないかもしれませんが、十分徳島県の郷土料理であるそば米汁を楽しめるのではないかと思います♪
ひとり言
自分の年齢が増すごとに、旅行に行くと必ず地元の郷土料理とかを調べて食べるようになったなあと思う今日この頃であります。
今はなかなか旅行に行きずらいですが、徳島に旅行する際はそば米汁はじめ色々な郷土料理や名産を食べて欲しいなあと思います。
景色や文化、食を楽しんでもらいたいものです。
このサイトもそんな旅行に一役買えれば嬉しいなあと思います♪